2012年11月22日木曜日

アートと地域について

11月18日、鳥取大学の小泉先生をお招きして、
アートと地域の関わりについて勉強をしました。

聞けば聞くほど、アートってなんだろうと考えさせられます。

わたくし、実行委員という立場でありながら、アーティストに対してこんなことを言いました。
「作品を見て、正直、がっかりでした。」
それは、自分が実行委員として取り組んできた事業が盛り上がりに欠けたこと、
作品が、期待していたものとかけ離れていたこと、などいろんな意味での「がっかり」でした。

さらには、「アーティストは社会の構成員としての役割(責任)を果たしていないのではないか」とも言いました。アートという異質なものに対しての畏怖、拒否反応だったのかもしれません。

わたくし、普段、自分の気持ちをストレートに言うことなんて滅多にないです。
今回も、とても失礼な感想だったし、心に秘めておくつもりでした。

でも、アーティストが私の地域に対して真剣に取り組んでくれているのが
わかるからこそ、正直に話しました。

もちろん、盛り上がりに欠けたことについては、実行委員である我々自身の責任です。
期待と違う作品だったことについては、我々が勝手な期待を抱いていただけで、
アーティストと作品の方向性などについて語ったことはありませんので、勝手な思いです。
そして、私はアートの心得が全くありません。素人の感想です。

でも、地域にアーティストを入れるということは、そういうことだと思うのです。
もちろん、アーティストにものすごく不快な思いをさせたと思います。
機嫌も悪くなり、反論もされました。当然でしょう。
でも、そこからお互いの思いをぶつけ合うことができました。

話してみて思ったのは、アーティストとしての強さを強く感じました。
信念を曲げない強さ、批判を受けて立つ強さ、流されない強さ・・・

みなさんも見て、語って、ぶつかって、感じてみてください

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