2012年11月5日月曜日

作品展示の巻・・・灘手こ~まい秋祭りにて

この土日(11月3日~4日)、有佐さんが滞在している灘手地区では、
毎年恒例のお祭り「灘手こ~まい祭り」が開催されました。
「こ~まい(こまい)」とは、こちらの方言で「小さい」という意味です。
灘手という小さな地区で、小さな力が結集して作っている祭りです。
さまざまなイベントがあったのですが、実はその片隅で、有佐さんの作品展示が行われていました。

特に看板があるわけでもなく、記憶を頼りに会場へ行ってみると、真っ暗な部屋が・・・

中から話し声がします。中を覗くと・・・

なんと、講師は「お地蔵さん」でした!!
外の世界と隔離された真っ暗で静かな空間に、僕は一人ぽつんと座り、
お地蔵さんが自分について語るのを聴きました。
そして、聴き終わると、もう少し楽な姿勢をとって、もう一度話を聴きました。
そうやって、何度か話を聴きながら、自分自身でもいろんなことを考えました。


片付けのときに、有佐さんと会ったので、蛇谷さんも交えて、色々な話をしました。
お地蔵さんの話から、アートの話、仕事の話、社会の話、様々なことを話しました。

有佐さんの滞在期間も終わりが見えてきました。
話せるうちにいろんなことを話しておきたいと思いました。
もちろん、ここから去られても、お付き合いはできるわけですが、
ここにおられて、このタイミングでお話ができる機会は二度とありません。
人生、なんと表現すればよいか、
一期一会、万物流転、色即是空、唯一無二・・・もっといい言葉があれば教えてください。

とにかく、この瞬間を大切にしたいと感じました。
ただ騒ぐ飲み会もいいけど、しっぽり語り合うのもいいなと感じました。


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